SSブログ
【LIVE】コブクロ ブログトップ

【コブクロ】KOBUKURO LIVE TOUR 2023 "ENVELOP" ツアーファイナル [【LIVE】コブクロ]

2024年1月26日(金)
『KOBUKURO LIVE TOUR 2023 "ENVELOP"』@東京ガーデンシアター

昨年10月に黒田俊介が体調を崩し、さいたまスーパーアリーナでのセミファイナル、ファイナル公演を見送るアクシデントがあったコブクロのライブツアー。
会場を東京ガーデンシアターに変え、1月26日に無事ツアーファイナルを迎えツアーを完結することが出来た。

3B6CC486-3ACD-4BF3-AE8B-45264F761413.jpg


会場には6000人を超える観客の熱気でライブが始まる前から空気が熱い。
照明が落ち小渕健太郎のギターが鳴り響いた瞬間、会場は総立ちに。
黒田が登場すると割れんばかりの拍手と歓声で会場中が沸く。

そうだった、そうだった。こんな始まりだった。
3ヶ月ぶりに仕切り直しとなったツアーはひとつずつ記憶を辿るようにセットリストが進んでいく。

「2ヶ月入院してたんで、甘めに観てください」。
のやや弱気な言葉どおり、黒田本来のパワー感や爆発力はまだまだというところ。
それでもMCは相変わらず舌好調で、爆笑をさらっていた。
小渕も無事にファイナルを迎えることが出来たことに安堵しているようで、二人の掛け合いはとても微笑ましくてあたたかい。
客席から手を振るオーディエンスに、頷きながら優しく微笑みかける黒田。
時には手を振って応える。

『蕾』は今ツアー、黒田が全てを唄ってきた。
小渕が持病のジストニアに加え、喉自体を傷めしまった影響で唄うことが難しいと考え、セトリから外そうとしたものの、黒田が「俺が唄う。」と言ってくれたという。
葛藤はあったが、黒田の「唄えるようになった時に唄えばええやん。それまでは俺が唄うから、大丈夫や」という言葉に「こんな風に言ってくれる相方がいる」と全てを任せることに決めたという。
ファイナルは小渕が唄おうかと思ったらしいが黒田に「慌てるな。また絶対唄える時が来るから」と言ってくれて、ファイナルも黒田に任せた。
『蕾』は『桜』と並び、コブクロにとっては大切な曲だから、お互いの気持ちを慮ってのやりとりなんだと思う。
毎回『蕾』を唄う時の黒田は、特に丁寧に唄っているように見えた。
2人の絆を強く感じたエピソードのひとつ。

セットリスト中盤の『DOOR』では、ラストサビの入りを間違い、照れ笑いする黒田。
比較的シリアスな曲でのこういうシーンはなかなかレアだったりする。
『ENVELOP』のあたりから黒田の調子は徐々に上向きに。
会場を彷徨うシャボン玉がとても幻想的。

一番のMCでは、入院中のおもしろエピソードをたっぷりと披露し、爆笑をかっていた。
(ちなみに、肝炎の原因はコロナやインフルが流行っていたのが怖くて免疫力を高めようと、ビタミンCのサプリを摂取し過ぎたらしい。お酒じゃなくてよかった、、、)

盛り上がりのコーナーは、『Moon Light Party!!』でウエーブを作り、そのままメドレーへ!
2025大阪・関西万博のメインテーマ『この地球の続きを』からスタート。
小渕が大太鼓を軽快に打ち鳴らし、懐かしい曲や最近のロックナンバーなど8曲を繋ぐ。
頭上からは風船が下りてきた。
最後はまた『この地球の続きを』に戻り小渕の大太鼓でフィニッシュ。

会場は溢れんばかりの拍手で大盛り上がりのうちに本編が終了。

アンコールで二人が登場すると、小渕は「めちゃくちゃ良い曲が出来たんです。まだ僕しか知りません。めちゃくちゃいい曲なんです。」とうれしそうにニヤニヤ。
この日は小渕の愛情深いピュアな言葉たちに何度胸が熱くなったかわからない。
そして最後にこんなワクワクするうれしいお話。
「本当は早く聴かせたくて仕方ないんでしょ?」って、皆思ったと思う。
今度のファンサイト限定ライブで初披露か?

アンコールでは“唄う意味”を唄った黒田のナンバー『LIFE GOES ON』でしっとりと深い唄声が会場全体に広がった。
小渕のギターソロに一気にカメラが集まる。
カメラに魅せるように弾く小渕のプレイは完全なギタリストの佇まいで、風格すら感じる。
オーラスはコブクロの原点である『桜』。
コブクロとオーディエンスの唄声が重なり会場を包み込み、大きな拍手と歓声が飛んだ。

小渕が「ありがとね~!また来てね~!」とオーディエンスに声を掛け、その隣で黒田が大きく手を振る。
「またライブで会いましょう!」
いつもの決まり文句で長かったツアーが完結した瞬間、まさにツアータイトル通り、あたたかさで会場が包み込まれた。
最後に会場をぐる~っと見回してみたのだけど、壮観だった。
この景色を見ながら二人は唄っていたんだな、と。
全力をぶつけてくれてありがとう。

kobukuro20240126.jpg


コブクロのライブ後にいつも感じることは、「やっぱりコブクロが好きだ。コブクロの“唄”が好きだ。コブクロの“曲”が好きだ。コブクロの“人”が好きだ。」ということ。
この気持ちがある限り、私はこれからもずっとコブクロを追いかけ続けるんだと思う。

ハラハラもさせられたけど、とってもあったかくて楽しいツアーだった。
いつもありがとう。これからもよろしくく。


※使用している画像は撮影及びSNSへのアップロードの許可が出ている部分のものです。



【セットリスト】

M01:Starting Line(アルバム「NAMELESS WORLD」収録)
M02:君という名の翼(アルバム「5296」収録)
M03:Soul to Soul(布袋寅泰/アルバム「Soul to Soul」収録)
M04:両忘(アルバム「Star Made」収録)
M05:雨粒と花火(新曲)
M06:Star Song(アルバム「Star Made」収録)
M07:大樹の影(アルバム「NAMELESS WORLD」収録)
M08:蕾(アルバム「5296」収録)
M09:DOOR(アルバム「MUSICMAN SHIP」収録)
M10:ENVELOP(シングルリリース)
M11:Moon Light Party!!(インディーズアルバム「ANSWER」収録)
M12:メドレー
   この地球の続きを(シングルリリース)
   サイ(レ)ン(アルバム「TIMELESS WORLD」収録)
   風の中を(アルバム「5296」収録)
   tOKi meki(アルバム「TIMELESS WORLD」収録)
   白雪(アルバム「Star Made」収録)
   WINDING ROAD(絢香&コブクロ/シングルリリース)
   サヨナラHERO(アルバム「CALLING」収録)
   memory(アルバム「Roadmade」収録)
   神風(アルバム(「CALLING」収録)
   この地球の続きを(シングルリリース)
En1:LIFE GOES ON(アルバム「ONE SONG FROM TWO HEARTS」収録)
En2:桜(アルバム「NAMELESS WORLD」収録)


-------------------------------------------------------------------------------

【コブクロ】
オフィシャルホームページ/https://kobukuro.com/
X(旧Twitter)/@TeamKobukuro
YouTube/ https://www.youtube.com/user/kobukuroofficialTV



nice!(0)  コメント(0) 
【LIVE】コブクロ ブログトップ